糸掛け曼荼羅とは

こんにちは。アトリエみゅー代表彩りアーティストみゅーです。

 

曼荼羅について

 

一度別記事でご紹介したかもしれませんが改めまして。

「曼荼羅」とは

お寺やお葬式 仏事で、仏様がたくさん描かれた絵や掛け軸などを一度はご覧になられた方もいらっしゃると思います。

 

ネットからお借りしました。

曼荼羅の語源の「マンダラ」とは、もともとサンスクリット語で、「円」「神聖な場所」と和訳されています。

「マンダ」が本質で「ラ」得ると言われ 本質を得るともいわれ、シンボリックな図柄を表し、密教で悟りを開く修行のために生まれた絵で、いろいろな仏様が描かれています。

日本には、奈良時代に密教が、平安時代に曼荼羅が伝えられました。空海が初めて持ち込んだとされています。

曼荼羅は、世界中でどこにでも見られる図形で、私たちの身近に存在する模様でもありますね。

 

糸掛け曼荼羅について

 

そして 糸掛け曼荼羅とは

主に円形や四角く、板に打ち付けた釘(ピンや鋲とも表現)に様々な色の糸を掛けて、幾何学模様のような図柄を作っていくものになります。

 

掛け方は主に「素数」を使って作成すると聞くことがありますが、

ピンの数や掛け方は様々で、素数のみに限らず、

法則性をもって糸を掛けていく場合が多いです。

 

ピンの数が同じでも掛け方によっていろんな表情になります。

こちらは32ピン(32本の鋲が打ってある板に糸が掛けてあります。 )

 

下部写真は、色遣いは同じ順番ですが、ピンの本数により掛け変える数が増減し、違った表情になります。

左上から右側へ 24ピン5色  32ピン6色  48ピン8色  55ピン8色

左下から右側へ 66ピン7色  77ピン11色  88ピン12色  108ピン11色

 

糸かけ曼荼羅はシュタイナー教育で使われたことが始まりと言われています。

シュタイナー教育とは、オーストリアに生まれた哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育で、体感することで学習するという教育方針に、糸かけ曼荼羅が使われているようです。

足し算、掛け算、素数などを糸をかけながら学ぶことで、子供達が体感し、理解できるように指導してるとのことです。

板に釘を打ち、順番に糸をかけていくと綺麗な曼荼羅模様が出来上がることから学習方法以外でも糸かけを楽しむ方が増えるようになったという事ですね。

 

糸かけ曼荼羅はこんな人に向いてます 

 

「一度やってみたかった」または「 見たことがある」という方が体験するという事がすごく大事になると思います。 「ハンドメイドが好き」という方も良いですね。また「いろんなことに 興味を持っていろんなことを楽しみたい」という方も是非体験してみてください。

「私は不器用が口癖」「私センス無いから」などの方も 体験してみたら 不器用とは、センスとは何かという事がよく分かって頂けると思います。

「今の自分に モヤモヤしている 」特に悩み事があるとかいうことではなけれど、なんとなくモヤモヤ、なんか すっきり感がないっていう人は 糸かけ曼荼羅を体験してみると、何故今、もやもやしてるのか、すっきりしないのかが見えてくるかもしれません。

「何かしたいことを探している人 」「仕事だったり 、友達とのお付き合いが つまらないとか、自分に何か合うことがないか 探している人」は、新しい自分が発見できたり 思わぬ 気付きがあることがあります。どうしてそう思ってしまうのかが分かったりもします。

 

糸かけ曼荼羅をやると、どうなるの?

 

糸掛け曼荼羅をやっていると、単純作業の繰り返しで、瞑想状態になる場合があります。それによって 集中し無心になり、模様が出来上ることで達成感を味わうことができます。

何度も同じところで 間違えたり、糸が切れたりすることがあります。 その場合は 、考え過ぎず(自分を責めたり原因を探そうと頭で考えない)糸を変えたらすんなり掛かる場合がよく見受けられます 。

最初は見えない形ですが、糸を掛け進めると、だんだん形が現れて来ると楽しくなってくると思います。私にもできたという自己肯定感が上がるという事でしょう。

 

糸掛け曼荼羅を通して私が感じること

 

出来上がる 模様は 一般的に規則性があり、色とりどりの糸を使うので出来上がった模様と色に癒されます。

糸掛け曼荼羅は色を厳選して掛けるので 引き算 セラピー だと私は感じます。掛け数が決まっている場合は、色を厳選することによって そのアートを完成させます。

あなたはお洋服を選ぶ時、気分によって色を選んでいませんか?

今日は気分が良いので明るい色。逆にめちゃくちゃ落ち込んでいる時は落ち着いた暗目の色。

ちょっと元気出したいときはビタミンカラーなどなど、無意識にその色を選んでたりしてませんか?

 

それって自分に必要だからその色を手にするという事なのです。

体調によってもそんなことが起こります。

ワークショップなどをしていると時々「次は何色を掛けたら良いと思いますか?」と聞かれることがあります。

あなたが何気に手にした色が今のあなたに必要な色だと思います。自分の手の赴くままの色を選んでください。

掛ける時、先に必要な数の色をチョイスされる場合は、違うと思ったら 遠慮せずに色を選び直してくださいネとお伝えしています。

例えば花壇で、お花のカラーを揃えたり 配色に気を配られたところもありますが、自然に生えている道端の植物や花壇で いろんな色が混在している所がありますよね。

それって変ですか?いろんな色がある花壇はおかしいですか?そうなんです。〇色と◇色は相性が悪いなんてことはないですよね。

 

カラーセラピー的にはそういう事もあるのかもしれませんが、やはりあなたの感覚で捉えて間違いないと思います。

 

そして、よくあるのが、 ちゃんとピンの数を数えているのに何回も同じようなところで間違ったり、全く他事を考えていて集中していないと、掛け間違ったり、こんなの簡単などと油断したりしていると、これまた掛け間違えたりします。

間違えることがいけないという事では決してありません。

間違えることに何かしら意味があるのです。

何度も同じ所で間違ったり、糸が切れてしまったりするのは、あなたにその色が合っていない場合もあります。

それはその時のあなたに必要のない色だったり、考えすぎてたり、下心有りすぎたり、手にした色だったりします。自分の気持ちに 感覚に正直に反応してみてはいかがでしょうか?

 

何にでも興味を持つことはとても大切で、ある意味、自分へのチャレンジになりますね。

あなたは失敗は怖いですか?なんでもやってみなくては分かりませんね。

 

不器用とかセンス無いからと言われる方を多くお見掛けします。

 

不器用って何でしょうか?

やること遅い?

うまく出来そうにない?

 

それって必要なことでしょうか。

遅くても良くないですか?限られた時間かもしれません。

 

うまくやろうとしなくても、糸掛けは絶対かわいく ステキに仕上がります。

最初は誰でも要領が分からないので慎重になったりもします。

数も数え間違うことだってあります。

 

経験するからこそ得られることってたくさんあると思います。

「やっぱりこれは嫌いだ」「もうやりたくない」それでも良いと思います。

 

経験したからこそ分かったという事ですよね。

反対に苦手だと思っていたけれど やってみたら楽しい。

もっとやってみたいになるかもしれません。

チャレンジは自分自身の確認でもありますね^^

 

「センス無い問題」センスって何でしょう?

きれいにできなかったらどうしよう。

 

他の人よりうまく出来なかったらどうしよう。

などなど 起こってもいない、見えない恐怖のようなものと一人で戦っていませんか?

 

どこを向いて何かをするのか?自分に向かわないで、外ばかり気にしていたら何もできません。

 

センス良いって感覚ですよね。それをどう感じるかは人それぞれだと思います。

ピカソが好きな人もいれば私はモネとか、両方好きな人もいれば、そうでない人もいます。

その人の感覚にピッタリマッチするかどうかっていう事ですよね。

あなた自身を信じて認めてあげてくださいネ。

 

 

糸掛け曼荼羅ワークショップに参加してみませんか?

 

 

マンツーマンまたはグループで対応致します。(最大8名様まで)

おひとり様の金額:4000円~です。(コースにより変動いたします)

ワークショップの所要時間:2~3時間です。(コース 人数により変動いたします)

出張で糸掛け曼陀羅のワークショップも開催していますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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※準備するものは特にありません。板 鋲 糸 他 道具類はこちらでご用意いたします。